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SIGGRAPH Asiaのキーノートセッションでは、コンピュータグラフィックスやインタラクティブ技術の分野における画期的な知見を得ることができます。SIGGRAPH Asia 2021のキーノートスピーカーズはマット・オマーニック氏と勝本 徹 氏です。ぜひ彼らのセッションにご参加ください。

カンファレンスチェア
塩田 周三

株式会社ポリゴン・ピクチュアズ CEO
日本

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勝本 徹
ソニーグループ株式会社　執行役　副社長 兼 CTO

英国赴任時の多国籍チームの運営や、事業の買収また合弁会社において異なる企業文化を融合させた経験を通じて、価値創造には多様な視点が不可欠という信念を持ち、ダイバーシティとグローバル化を強く意識した施策を積極的に展開している。

現地ならではの研究開発テーマの探求や、優秀な人材の獲得に向けて、インドのベンガルールとムンバイ、中国の深圳にも新たに研究開発拠点を立ち上げた。グローバルに全員が同じ土俵で議論できる環境を重視し、世界各所のメンバーと即時に情報を共有できる体制を構築している。2020年からは社内選抜人材研修機関であるSony Universityの学長も務める。

現在、勝本が率いるR&Dセンターでは、エレクトロニクスや半導体の事業領域に加え、エンタテインメントや金融の領域における研究開発の更なる充実を進めている。

概要:

Creativity x Technology - How to fill the world with emotion

ソニーは、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」ことをPurposeとして掲げています。この講演では、クリエイティブ産業におけるイノベーションの歴史を振り返り、テクノロジーとクリエイターによるクリエイティビティが掛け合わさることで生み出される、音楽、映画、ゲームの分野における新しい体験についてお話しします。

様々な事業を有するソニーでは、それぞれの領域で培われた技術を組み合わせることで新たな価値を生み出すことを目指しています。また、グローバルな企業として、世界各地の社員と共に、グローバルに羽ばたく製品やサービスの創出に挑戦しています。 

特にクリエイティブな産業において、最高の体験を提供するためには多様な才能を持つエンジニアとクリエイターの協力が不可欠であり、多様性に富んだグローバルなチーム編成が大切です。これまでの自身の経験と大型LEDディスプレイを活用したバーチャルプロダクションなどの具体的な事例を通じて、お話しします。

期日: 2021年12月15日（水）
時間: 10:00am～11:00am
会場: ホールC (4F, Cブロック）＋オンライン

マット・オマーニック氏
アキリ・インタラクティブ共同設立者、最高クリエイティブ責任者

アキリ社を共同設立する前は、ルーカスフィルムのゲーム部門であるルーカスアーツ（LucasArts）のエグゼクティブ・アートディレクターを務めていたほか、複数のプロジェクトにおいて、社内のアートチームを統括しました。ルーカスアーツ以前は、Dreamworks Interactive、Electronic Arts、Microsoft、Day 1 Studiosでもリーダーを務め、「Star Wars: The Force Unleashed」シリーズ、「Star Wars: Battlefront」、「Mercenaries」、「Medal of Honor」など、20以上のゲームタイトルの開発に携わってきました。また、カリフォルニア州立大学、アカデミー・オブ・アート大学、アート・インスティテュート・オブ・サンフランシスコで、7年以上にわたり大学レベルのコンピュータグラフィックス講座を担当し、2004年には「Creating the Art of the Game」を上梓しました。現在、マットはアキリ社のチーフ・クリエイティブ・オフィサーとして、成長するアキリ社のビジネス・ブランドおよびクリエイティブ開発を統括しており、斬新で魅力的な技術を用いて世界の健康を改善することを積極的に提唱しています。

概要:

医療としてのテレビゲーム

アキリ社(www.akiliinteractive.com)は、まったく新しい種類の医療を開拓すると共に、インタラクティブ・エンターテインメントの新しい産業を創造しました。マット・オマーニック氏は、世界で初めてFDA（米国食品医薬品局）に認可された処方箋付きビデオゲーム「EndeavorRx」開発に至るまでの道過程やその開発、そしてサイエンスとの関わりを紹介します。デジタルセラピー製品がどのように機能するのか、臨床的・現実的なエビデンスを共有し、認知的な健康とエンターテイメントが調和していく未来をご紹介します。

期日: 2021年12月16日（木）
時間: 10:00am～11:00am
会場: ホールC (4F, Cブロック）＋オンライン

SICAF
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